16301A 共架橋剤・硬化剤 サンエステルSK-13,SK-30
カテゴリー: ゴム薬品 , 加硫剤 , A160 有機ペルオキシド
サンエステルSK-13 及び サンエステルSK-30は、いずれもメタクリル酸の金属塩であり、過酸化物加硫の共架橋剤・硬化剤として有効です。
1.特徴
(1)サンエステルSK-13(Mg 塩) 及び サンエステルSK-30(Zn 塩)は、共架橋剤として、硫黄を用いた場合に比べ、タイトな加硫が可能となり、モジュラス 及び 圧縮永久ひずみが改善されます。
(2)耐熱老化性には全く影響を与えず、過酸化物加硫による優れた耐熱性を、保持することが可能です。
(3)特に、サンエステルSK-30は、強靭なパーオキサイド加硫物を与えるため、高硬度,高反発弾性が要求される分野に最適です。
(4)サンエステルSK-13 及び サンエステルSK-30は、いずれも粉末状であり、臭気も少ないため、液状の共架橋剤と比べて取り扱いが容易です。
2.用途
EPR,EPDM,NR,SBR,NBR,BRなどの過酸化物加硫における共架橋剤・硬化剤。
その他、ポリオレフィンの共架橋剤,シ-ラント,接着剤,高分子の改質など。
3.一般的性質
4.使用方法
5.ゴム試験例
(PDFファイルをご参照ください。)