07003W EPDM用加硫促進剤 耐圧縮永久ひずみ配合の検討
カテゴリー: WO1 エチレンプロピレンゴム(EPDM) , ポリマー別
1.はじめに
EPDMの硫黄加硫系において、耐圧縮永久ひずみ性を向上させるには、加硫初期の状態からできるだけモノスルフィド結合を多く有する架橋構造にさせる必要がある。通常の硫黄加硫によって得られるゴムの架橋構造は、主としてポリスルフィド結合(Ka-SX-Ka : Ka;ゴム分子,X>1)であるが、この解離エネルギーはモノスルフィド結合(Ka-S-Ka)に比べて低いため、耐熱性が劣るとされている。モノスルフィド結合を多くした耐圧縮永久ひずみ性の良い加硫系としては、低イオウ加硫 ないし 無イオウ加硫系が提唱されているが、今回は、以外の配合系についても試験を行ってみた。
2.硫黄供与体(サルファー・ドナー)について
3.ゴム試験
4.考察
(PDFファイルをご参照ください。)