16102R サンエイドSI/各種溶液タイプ の貯蔵安定性
カテゴリー: カチオン重合開始剤
1.はじめに
サンエイドSIの粉末タイプを樹脂に添加する場合、樹脂への均一分散性を良くするために、溶剤または反応性希釈剤に溶解してご使用されることを推奨していますが、サンエイドSIは反応性が高く、また、熱や光などの刺激によって分解し易い化合物であるため、これらの溶液タイプの貯蔵安定性については充分注意する必要があります。
ここでは、4種類の有機溶剤(酢酸エチル,メチルエチルケトン,イソプロピルアルコール,メタノール)を選択し、サンエイドSIのLタイプ(通常の溶液タイプ)と比較試験を実施しましたので報告致します。
なお、各種反応性希釈剤については、貯蔵中に急激に反応する危険性がありますので、ご使用分だけのサンエイドSIの溶液タイプを調製し、速やかに全量使い切って下さい。
2.試験方法
3.試験結果
4.考察
(PDFファイルをご参照ください。)